山中湖　22年ぶり全面結氷　山梨・山中湖村

　富士五湖の一つ、山中湖（山梨県山中湖村）が、連日の冷え込みで22年ぶりにほぼ全面結氷した。氷上には雪が薄く積もり、約6．7平方キロの湖面一面が白く輝く幻想的な光景を見せる。山中湖村や消防署などは12日、氷が安定した一部氷上で13日からワカサギの穴釣りを認めることを決めた。

　甲府地方気象台によると、山中湖では昨年12月以降、1日の最高気温が0度を下回る「真冬日」が8日間あり、同月の平均気温は平年より3．8度低い氷点下3．7度と、厳しい寒さが続いた。
　今月10日、水がわく場所などを除き、ほぼ全面結氷。厚さは最大20センチ程度とみられ、同村によると、84年1月以来という。氷上でのワカサギ釣りは、同村平野地区の貸しボート業者が監視できる範囲で認められるが、時間は氷の状態を見て決める。その他の氷上は立ち入りが禁止される。【吉見裕都】（毎日新聞）

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Posted by jun at 2006年01月13日 17:28 in 自然環境関連