2005年11月18日

湖国の環境政策を紹介 国松・滋賀県知事、東京で講演

 自治体の先進的な環境政策を紹介する「美しく自立する自治体への国際フォーラム」(日本生態系協会主催)が17日、東京都内であり、滋賀県の国松善次知事が「自然と人間がともに輝くモデル創造への挑戦」と題して講演した。

 知事は外来魚の再放流を禁止した県条例や県職員が実証研究したサマータイム制度を紹介。「県民、企業、自治体が協力してライフスタイルや社会の仕組みの転換を図る」と説明した。また滋賀県が独自に取り組んでいる減農薬の農産物栽培に補助する「直接支払い制度」や琵琶湖での環境学習船の就航を国の制度として導入するよう訴えた。
 フォーラムには自治体職員ら約400人が参加。ドイツ東部のフランクフルト・オーダー市は市街地の外周部にある老朽住宅を順次撤去して緑地に戻す取り組みを報告した。岐阜県多治見市は市を囲む山地の景観と自然を守る「美しい風景づくり条例」を紹介した。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2005年11月18日 13:34 in 各種イベント

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