2005年11月04日

エバースタート・チャンピオンシップ2005:予選

evachamo052.jpgevachamo05kiriyama.jpg エバースタート・チャンピオンシップがアラバマ州ピックウィック・レイクを舞台に11月2-5日の日程で開催されている。この湖は南部域の中ではグッドサイズのスモールマウスが釣れることで有名だが、現在の水温はまだスモールの活性が上がりきらないコンディションにある。流れがあればスモールもフィーディングモードに突入すると予測されたが、流れも弱かった場合、アングラーはラージマウスのパターンに切り替える可能性が高いと噂されていた。結果、ラージを混ぜてウエイインしたアングラーが続出したが、初日は58名がノーフィッシュで帰着するという、ピックウィック大会では珍しい激戦と化している。

 エバースタート・チャンピオンシップは、5つのディビジョンの総合成績からトップ40がクオリファイされるメインイベントで、昨シーズンはウェスタン・ディビジョンから勝ち上がったブレント・エーラーが優勝を成し遂げた(彼は今春開催されたフィッシングショー(東京)で来日。当サイトinterviewaveを参照)。
evachamo051.jpg 11月2日、大会初日は濃霧により開始がディレイ。約1時間遅れで大会は幕を開けた。バスも無風・晴天のコンディションで沈黙。200名中8名のみがリミットメイクを達成といった展開を迎えた。
 初日のトップには今シーズン、サウスイースタン戦でAOYを獲得したスティーブ・ケネディーが立った。4尾で16Lb7ozをウエイインしたケネディーは、「ビッグフィッシュパターンを持っているが、1カ所1尾のようにランガンで獲っている」と語る。初日2位にはデイブ・ラフィーブル、8位に桐山孝太郎さんがつけた。
evachamo053.jpg そして大会2日め(予選最終日)も濃霧で30分のディレイ。コンディションが悪くなればなるほどローカル・ナレッジが活きる。地元出身のジョナサン・ニュートンが14Lb12ozをウエイイン。FLW TOURを主戦場とするジェリー・グリーンに1ozを差をつけて、トータル26Lb14ozで予選を首位で抜けた。ニョートンは「釣り上げるのは難しいが、やっていると時合いでバイトしてくるんだ」とパターンが見えてないようなコメントを出したが、「今日は(トップ10に入ると思って)3尾でやめるつもりだったが、遊んでいたらもう1尾釣れた」と余裕なところも見せつけた。evachamo054.jpg3位以下にはデイブ・ラフィーブル、スティーブ・ケネディー、サム・ニュービー、ロイ・ホーク、アンディー・モーガン、トビー・ハートセル、ジャック・ギャドレッジ、ゲイブ・ボリバーと続いている。また桐山さんは2日め、ボートトラブルに見舞われてしまった。このトラブルで「釣りにならなかった」ということもあり、1尾のみのウエイイン。残念ながら順位を22位に落とし、予選で大会を終えた。

+For more infomation, clickwww.FLW Outdoors.com.

Posted by DODGE at 2005年11月04日 21:28 in 海外トーナメント:FLW

mark-aa.jpg