納税指導に訪れた大淀町職員を日本刀で脅したとして、吉野漁業協同組合の元池実組合長(56)=同町下渕=が公務施行妨害の罪で、奈良地検五條支部に起訴されていたことが31日、分かった。
元池組合長は9月30日、公務執行妨害の疑いで、中吉野署に逮捕された。同署の調べでは、9月22日昼ごろ、町民税などの納税指導のために自宅を訪問した大淀町の男性職員2人に対し、日本刀を抜いて「追い込みかけるなら腕か小指持っていけ」、さらにやりのようなものを突きつけて「刺したろか」と脅したという。 (奈良新聞)
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