2005年10月27日

<普天間移設>「希少動物へ影響避けられない」環境団体訴え

 普天間飛行場の辺野古海域への移転に反対している日本自然保護協会(NACS-J)など四つの環境保護団体は、合意前の26日午前、東京都千代田区の参院議員会館で集会を開き「希少動物のジュゴンやサンゴなどへの影響は避けられない」と訴えた。

 NACS-Jが今年9月、大浦湾で行った現地調査にかかわった江戸川大学社会学部の吉田正人助教授(保全生態学)は「辺野古沖案にせよ沿岸案にせよ、どの案がどれだけ周辺環境に影響を及ぼすかを比較することなく、地図上で移転先を決めたのは問題だ」としたうえで、「希少動植物が生息している海域である以上、環境省など国が主体的にその影響を調査すべきだ」と指摘した。【佐藤岳幸】
(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2005年10月27日 10:17 in 魚&水棲生物

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