2005年09月06日

フォーラム:県研究センター開所記念、琵琶湖保全の課題論じ合う−−大津/滋賀

 今年4月に発足した県琵琶湖・環境科学研究センター(大津市柳が崎)の開所記念フォーラムが4日、同センターであり、約100人の参加者がパネル討論などでセンターへの理解を深めた。

 同センターは、県琵琶湖研究所と県立衛生環境センターの環境部門の統合によって出来た。琵琶湖研究と環境科学研究の2部門を柱にしている。
 この日は、内藤正明・センター長の基調スピーチの後、「琵琶湖ルネッサンス―センターの新たな挑戦―」と題してセンターの研究者らがパネル討論した。中島拓男・琵琶湖研究部門長は、琵琶湖の水質は富栄養化の指標は横ばいだが、酸素減少などによる新たな環境劣化が進む現状を説明。パネリストは、琵琶湖保全に向けた課題などを論じ合った。
 また、最新の研究のポスター発表や同センターの調査船の体験乗船なども行われた。【服部正法】9月5日朝刊(毎日新聞)

Yahoo!ニュース-滋賀-毎日新聞

Posted by jun at 2005年09月06日 14:08 in 自然環境関連

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