大戸川ダム中止「撤回求めたい」　大津市会、特別委が初会合

　大津市議会の琵琶湖淀川水系問題対策特別委の初会合が9日開かれ、国が事実上の建設中止の方針を発表した大戸川ダムと、大津放水路建設の現状について、市から説明を受けた。

　特別委はダム問題を協議するため、7月に設置された。初会合では、建設部が国の発表資料を基に、ダム建設中止の方針が決まった経過を説明した。
　委員から「市は従来通りのダム建設を要望するのか。規模を縮小するのか」との質問に対し、市は「国に方針撤回を求めたい」と答えた。建設計画が中断されている間の治水対策について、「国、県と早急に協議したい」と説明した。2期工事のめどが立っていない大津放水路に関しては、「全区間の通水が必要であることを国に訴えたい」とした。
（京都新聞）

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Posted by DODGE at 2005年08月10日 18:46 in 自然環境関連