21日午後1時ごろ、みやき町江口の筑後川で、川岸近くの水面に顔を出している大型のカメを釣り人が発見。網で捕まえ、鳥栖署に通報した。
同署によると、カメは体長約85センチ、幅38センチ。甲羅に大きな突起がついており、ワニガメかカミツキガメと見られる。
カミツキガメは特定外来生物に指定されており、遺棄すると、特定外来生物被害防止法に基づき、個人の場合で懲役3年以下か300万円以下の罰金が科せられる。またワニガメの遺棄は、県条例で5万円以下の罰金を科せられる。
同署は22日に県環境課と対応を話し合う。【遠藤雅彦】7月22日朝刊(毎日新聞)