真夏日列島、水難事故相次ぐ

　17日の日本列島は各地で真夏日となり、行楽客でにぎわった海や川などでは、水の事故が相次いだ。

　17日午前7時半ごろ、新潟県柏崎市の上輪海水浴場で、埼玉県深谷市緑ヶ丘、会社員小林三郎さん（51）がおぼれ、まもなく死亡した。柏崎署の調べでは、小林さんは友人ら15人と同日未明に到着し、午前7時ごろから1人で泳ぎ始めたという。
　静岡県湖西市の遠州灘海岸では、サーフィンをしていた愛知県日進市五色園、会社員松岡晶さん（30）がおぼれ、約1時間後に死亡。福井県高浜町の海水浴場でも、遊泳中の京都市南区東九条、会社員横田裕史さん（41）が動かなくなり、家族らが引き揚げたが間もなく亡くなった。
　徳島県海南町の海岸では、波打ち際を散歩していた岡山県倉敷市の男性会社員（53）が、台風5号の影響とみられる高波にさらわれ死亡した。
　川での事故も多く、神奈川県平塚市の相模川で同日午前、友人2人と水上スキーをするためモーターボートに乗っていた横浜市瀬谷区北新、会社員中村龍司さん（24）が、モーターボートから川に飛び込んだまま行方不明となり、約6時間半後、近くの川底から遺体で発見された。静岡市清水区の興津川でも、遊泳中の静岡県富士市大淵、JA職員小山岳さん（40）がおぼれ、間もなく死亡した。
　また、群馬県榛名町の榛名湖で同日午後、湖岸から約50メートル離れたボートを目指して泳いでいた同町下室田、会社員三木利謙さん（26）が、おぼれて死亡した。三木さんは釣り仲間8人とバス釣りに訪れていた。榛名湖は全面遊泳禁止となっている。
　一方、同日午後3時10分ごろ、神奈川県平塚市須賀の相模川の河口付近で、水上バイクで遊んでいた川崎市高津区下作延、米満昭人さん（39）が投げ出され、別の水上バイクにはねられた。米満さんは頭などを強く打ち、約１時間後に死亡。平塚署は、米満さんをはねた同県横須賀市岩戸、会社員斎藤司容疑者（31）を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。（読売新聞）

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Posted by jun at 2005年07月19日 11:20 in その他のニュース