2005年05月26日

沖縄でもコイヘルペス=県内初、250匹死ぬ

 沖縄県農林水産部は26日、観賞用コイの養殖・販売業者が飼育していたニシキゴイがコイヘルペスで死んだと発表した。沖縄県内のコイヘルペス発生は初めて。

 同部によると、今月20日、沖縄本島の業者の池で50匹程度のコイが死んだ。そのうち6匹について、県による簡易検査の後、独立行政法人水産総合研究センターで診断し、24日にコイヘルペスウイルスによるものと確認された。
 県は死んだコイの焼却と排水の消毒などを命じたが、最終的には業者が3つの池で飼っていた約300匹のうち250匹のコイが死んだ。(時事通信)
“Yahoo!ニュース-時事通信-

●5月24〜25日のKHV関連ニュース

県内でコイヘルペス 養殖業者の6尾 
 県農林水産部は25日、県内のニシキゴイ養殖業者のコイ6尾にコイヘルペスウイルス病(KHV)感染が確認されたと公表した。県内でのKHV感染は初めて。
 感染コイは20日に業者のいけすで死んでいるのが見つかり、水産総合研究センター養殖研究所で診断したところ感染が確定した。今のところ感染経路は不明という。県は感染防止のためこの業者に対しコイの移動禁止や死んだコイの焼却処分、排水の消毒などの措置を要請した。
 KHVはコイだけに感染する病気で人や他の魚には感染せず、食べても人体には影響ない。
 2003年に茨城県霞ケ浦で初めて確認され、43都道府県で発生している。
 県では感染の疑いのあるコイを見つけた場合、県に連絡するよう呼び掛けている。
 問い合わせは県水産課098(866)2300。
(琉球新報)
“Yahoo!ニュース-琉球新報-


コイヘルペス:宇佐の3匹、確定/大分
 県は24日、宇佐市の伊呂波川中流で死んだマゴイ1匹と同市の愛好家の池で死んだマゴイ2匹の計3匹がコイヘルペス病と確定した、と発表した。天然河川でコイヘルペス病が出たのは今年初。県内水面漁場管理委員会は同日、伊呂波川のコイの他水域への放流を原則禁止する指示を出した。
 県によると、伊呂波川で19日、死んだマゴイ8匹が見つかった。愛好家の池では今月上旬から19日までに7匹が死に、愛好家は自主的に約120キロを焼却処分した。2件に関連はないという。5月25日朝刊(毎日新聞)
“Yahoo!ニュース-毎日新聞-

コイヘルペス:練馬区・富士見池の魚が感染/東京
 練馬区は24日、同区関町北3の区立武蔵関公園の富士見池(2万1000平方メートル)の魚が、コイヘルペスウイルス(KHV)に感染したと発表した。池からの魚類持ち出しを禁止する措置をとった。
 区によると、今月13〜17日、同池で46匹の魚が死んだ。コイとフナがほぼ半数ずつだった。
 区は都の指示を受けて、「池からサカナの持ち出し(釣り)および持ち込みを禁止します」との看板を池の周囲に設置した。【渡辺暖】5月25日朝刊(毎日新聞)
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Posted by jun at 2005年05月26日 16:17 in KHV関連

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