2005年03月10日

アラバマ州がガーのリリ禁法律を撤廃?

 Billingsgazette.comの3月3日付けニュースに「Catch-and-kill fish law on way out in Alabama(アラバマ州からキャッチ&キルの法律がなくなった)」というタイトルの記事が掲載されている。内容は、アラバマ州議会は、3月1日、1943年に制定された意味不明な法律を撤回したというもので、アラバマ州では認知度の低い法律の中に「ガーを釣り上げた者は逃がさずに殺すこと」と法的に定められていたのだ。アラバマ州下院議員のジェフ・マックローリンは「そもそも、なぜこんな法律ができたのかわからないし、これからも意味のない法律は排除すべきだ」と述べている。ガーとは北米原産の古代魚で、胴体は魚で顔にはワニのような長い口が特徴。北米とはいえ南部を中心としたエリアに棲息し、スポッテッド・ガー、ロングノーズ・ガー、ショートノーズ・ガーなど数種が存在する。なかでもアリゲーター・ガーは最大全長3.5mを記録するなど、北米原産の魚で最大に成長する肉食魚である。日本にも観賞魚として輸入されていて、モンスターフィッシュ・キーパーズの間では人気が高い。

+Billingsgazette.com

Posted by DODGE at 2005年03月10日 18:59 in 海外フィッシング事情

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