ブラックバスの1種、オオクチバスが琵琶湖の生態系に大きな影響を与えているとして、宇野治衆院議員と滋賀県議が14日、環境省専門家会合の決定通りオオクチバスを「特定外来生物被害防止法」の指定対象種に盛り込むよう、小池百合子環境相に要請した。
環境省を訪れたのは、自民党の辻村克県議と佐野高典県議。3人は環境省が3月2日まで、パブリックコメントで国民の意見を募集していることに関連し、「オオクチバスの指定に反対する意見が多いと思うが、在来種への被害は甚大」と強調し、6月までに施行される同法の第一陣で指定するよう求めた。
これに対し、小池環境相は「今はいろいろな人の意見を聞く時。それらを参考に指定種を決める」と述べた。(京都新聞)