◇「びわ湖トラスト」企画
高島市今津町の今津港で19日、琵琶湖の調査を再開した水中探査ロボット「淡探(たんたん)」が活動する様子を見学する観察会が開かれた。琵琶湖の研究を支援するため、市民らが立ち上げたNPO法人「びわ湖トラスト」が企画。会員や研究者ら約60人が淡探の活動を船上から見守った。また、水中の様子をモニター中継する小型ロボットも一緒に水中に投入し、画面で湖底の様子も観察した。
淡探は、今年度の県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の研究予算が大幅に削減されたため、運用が休止されていたが、環境省予算とトラストで集めた資金計約350万円を用い、17日から5日間の予定で湖底の環境などを調査している。
参加者は同センターの熊谷道夫・環境情報統括員から淡探の説明を受け、ゆっくりと着水する様子を見学。船に乗り、船内のモニターで湖底の様子も約2時間、見つめた。
トラストの山内陽子事務局長は「淡探を使った琵琶湖の環境研究の必要性を今後も訴えていきたい」と話した。【近藤修史】 12月20日朝刊