◇特定外来生物
大村市の大村公園の池(約300平方メートル)で28日、水草が池全面に大量繁殖しているのが見つかった。市によると、熱帯アフリカ原産の水草「ウオーターレタス」。市環境保全課職員が3時間かけて約470キロを除去したが、外来種の水草が繁殖した原因は不明で、同課は「何者かが故意に捨てたのではないか」と見ている。
同日午前88時半ごろ、市役所に出勤途中の市職員が池の水面に一面に密生している水草を発見。職員十数人で除去し、市内の焼却場で処分した。市職員によると今年8月には全く確認されていなかったという。
ウオーターレタスは和名「ボタンウキクサ」で、サトイモ科の水生植物。「特定外来生物」に指定され、学術研究などの特別な目的以外での栽培、保管、運搬が禁止されている。繁殖が早く、国内の植物の生態系を壊すことへの懸念が各地で広がっている。【柳瀬成一郎】〔長崎版〕10月29日朝刊