採卵量減少で05年冬から3季連続で冬季全面禁漁が続いた諏訪湖のワカサギについて、今季は禁漁としない見通しとなった。諏訪市でこのほど開いた県による関係機関連絡会議で合意した。諏訪湖漁協、釣り舟組合とも、漁と釣りを自主規制することで対応する。
県水産試験場諏訪支場の9月中旬の調査では、ワカサギ資源量は9579万尾と推定され、例年より多めだった。このため、釣り舟組合が遊漁時間短縮など自主規制をすることで禁漁回避を要望。漁協も、採卵河川河口部などに禁漁区を設けることや、資源量が変化した場合は再検討することで同意した。
漁協は投網漁を週3回・1日2時間だけとし、釣り舟組合は12月か来年1月から遊漁時間を午前7時〜午後1時、もしくは同2時とする方向で今後、調整する。
諏訪湖漁協の藤森貫治組合長は「互いに抑制することで資源が残ればよい」と話し、月2回、試し捕りをして資源量の推移をチェックする方針だ。【武田博仁】10月12日朝刊