箱根町の在来植物を守ろうと、県自然環境保全センターは町内にはびこる外来植物「オオハンゴンソウ」の駆除に乗り出している。二十七日には、ボランティアと約千五百株を抜き取った。
同センター箱根出張所(同町元箱根)によると、オオハンゴンソウは明治時代に園芸種として渡来したとされる北米産のキク科植物。七月下旬から九月上旬に黄色い花を咲かせる。
寒さにも強く、同町では芦ノ湖周辺や仙石原など少なくとも五十五カ所に分布している。一株で多くて三千五百の種を持つなど繁殖力が強いことが特徴。環境省が生態系に被害を及ぼす「特定外来生物」に指定している。
同町に自生するススキ、オミナエシなどを駆逐・減少させている例もあるため、同センターは二年前から駆除を開始。ことしは七月から、これまでに計約三万株を駆除した。
この日は、同出張所職員と県自然公園指導員のボランティア約十人が駆除に参加。湖尻や仙石原を巡回し、地下茎から繁殖を食い止めようと根こそぎ抜いて焼却処分した。
同出張所は「分布域がつかめず、根絶のめどは立っていない。見つけたら知らせてほしい」と呼び掛けている。情報は同出張所電話0460(84)9121まで。
Posted by jun at 2008年08月28日 11:50 in 外来生物問題