2008年08月27日

ワニガメ観察、全国会議で発表 城陽、許可受け飼育の親子

 環境省の危険動物に指定されている外来種「ワニガメ」を保護した京都府城陽市の親子が、府の初めての許可を受け、自宅で飼育している。熱心に観察を続け、カメ研究者の全国会議でも経験を発表した。

 同市平川の水野尚之京都大教授(54)と長男章君(11)。昨年8月に大阪府枚方市で住民が捕まえたのを生物好きの友人を通じて尚之さんが知り、「罪がないのに殺すのはかわいそう」と章君が引き取ることにした。
 ワニガメは米国産カミツキガメの1種。どう猛なため飼育は府県の許可が必要で、ペットが捨てられ、処分されることも多い。
 章君は餌をやり、熱心に観察。23日に愛知県で開かれた爬虫(はちゅう)類研究者の「日本カメ会議」に親子で出席した。章君は発表者の最年少で、成長の様子や安全な飼育の工夫を話し、「外来種だからと殺さず、原産国に送り返す方法などを考えてほしい」と訴えた。
 飼い始めて1年。章君は「怪獣のガメラそっくりで格好いい」「冬は少し体重が減ったけど、最近またふっくらしてきた」と細かい観察を続ける。
 見守る尚之さんも、ガメラの人形を買いそろえる凝りよう。「カメは長生きするので、章にしっかり観察し続けてほしい。捨てるような人は、影響をよく考えてほしい」と話す。

+Yahoo!ニュース-京都-京都新聞

Posted by jun at 2008年08月27日 15:15 in 外来生物問題

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