2008年08月09日

杣川の櫟野砂防ダムでコクチバスの繁殖確認 滋賀県内2例目

 特定外来生物に指定されているコクチバスの幼魚を含む17匹が、甲賀市甲賀町櫟野の野洲川の支流、杣川の櫟野砂防ダムで捕獲されたと8日、県が発表した。幼魚が確認されたのは昨年夏の多賀町の犬上ダム貯水池に続き2例目。関係者は「コクチバスは流れの急な河川でも生息でき、これまで外来魚のいなかった水域の生態系にも悪影響を及ぼす恐れがある」と危機感を募らせている。

 県立琵琶湖博物館によると、先月30日、ダム湖の生態系を調査していた県立大院生らが発見、捕獲した。さらに、17匹のうち15匹は全長4〜6センチほどで、今年生まれた幼魚であることが分かった。

 コクチバスは北アメリカ原産のブラックバスの一種で、エビや魚を食べる肉食魚。これまで生態系への影響が問題となっていたブルーギルやオオクチバスが流れの速い場所を苦手としているのに対し、急流でも生息ができる。

 同博物館の中井克樹学芸員は「アユやカワムツなどへの影響が危惧(きぐ)される。どれだけ繁殖が進んでいるのか、ダム湖や下流での実態を調査した上で今後の対策を考えたい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-産経新聞

Posted by jun at 2008年08月09日 20:33 in ブラックバス問題

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