2008年06月19日

霞ケ浦導水事業:那珂川取水口建設問題 国交省、栃木県の市町住民に説明へ/茨城

 国土交通省は11日、霞ケ浦導水事業で建設中の那珂川取水口(水戸市渡里町)の報道機関向け現地説明会を開き、上流にある栃木県の流域市町で住民や議会への説明を随時行うことを明らかにした。取水口建設を巡っては、生態系への影響などから茨城・栃木両県の流域漁協が反発。また、栃木側の関係市町からも工事に反対する動きが出始めたため、事態の沈静化に乗り出した形だ。

 同省は今年1月から茨城県内の流域6市2町で住民説明会を開いてきたが、栃木県内ではこれまで大田原市で実施しただけだった。事業は霞ケ浦の水質浄化などを主な目的に挙げており、霞ケ浦を抱える茨城と上流の栃木では事業への温度差もある。このため、栃木では漁協側に反応する形で問題が行政レベルにも波及し始めている。
 一方、取水口工事は、漁協側が河川内に設置した漁具の撤去に応じないため、同省は水際での作業を先送りし、先月末から陸上での工事に本格的に着手した。同事務所の宮崎悟技術副所長は「(漁協側には)引き続き事業への協力をお願いしていきたい」としている。【八田浩輔、写真も】 6月12日朝刊

+Yahoo!ニュース-茨城-毎日新聞

Posted by jun at 2008年06月19日 12:19 in 内水面行政関連

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