特定外来生物の水草アゾラ・クリスタータが、草津市内の旧草津川下流部で繁殖しているのが見つかった。専門家によると、琵琶湖でも生息域が広がっているといい、拡大に注意を呼び掛けている。
■特定外来生物 「琵琶湖にも拡大」
見つかったのは、同市下笠町の旧草津川で、河床の所々に残った水たまりの一面を埋め尽くしている。
クリスタータはアカウキクサの1種で、米国などに分布。国内でも広がりつつあり、旺盛な繁殖力で在来種のアカウキクサの生態を脅かしているとされ、販売や栽培などを禁じる特定外来生物に指定されている。
水草に詳しい琵琶湖博物館の芳賀裕樹主任学芸員によると、琵琶湖や周辺の水系にも広がりつつあり、「繁殖力が強いので除去にも限界がある。生態系への影響が懸念されるため、持ち運びなどはしないで」と話している。