くちばしに釣り糸が絡まった絶滅危惧(きぐ)種クロツラヘラサギ(トキ科)のくちばしの釣り糸に変化が見られ、これまで絡まっていた部分の約2センチ下にも釣り糸が緩んで絡まった状態になっているのが3日午後5時すぎ、豊見城市の豊崎干潟で確認された。
水面にくちばしをつけ、餌を食べる姿や飛ぶ姿も見られたが少し弱った様子で群れとは離れて行動していた。
くちばしに釣り糸が巻き付いているのが確認されてから1カ月近く。徐々に羽の毛並みは乱れ、汚れも目立つようになっている。
豊見城市与根の第一遊水池(三角池)と水路でクロツラヘラサギを確認した南部自然を守る会の橋本幸三さんは「釣り糸の結び目が緩み、ほどけて下がったのではないか。釣り糸に別の物が絡み、動けなくなることもあるのでさらに注意が必要だ。何があってもおかしくない状況で、小さな餌でよく生きている」と話した。