2007年11月30日

ボタンウキクサの繁殖ストップ 県、守山の琵琶湖で除去開始

 滋賀県守山市の琵琶湖の赤野井湾で大発生している外来種の観賞用水草ボタンウキクサの繁殖を食い止めようと、滋賀県は29日、全面的な除去に乗り出した。水草刈り取り船を出動させ、約1週間除去作業を続ける。県がボタンウキクサを除去するのは初めて。

 ボタンウキクサはアフリカ原産の多年草で、特定外来生物に指定されている。赤野井湾では9月に大発生が確認され、「繁殖すれば生態系に影響を与える恐れがある」(県自然環境保全課)として、約6000平方メートルの範囲に群生する個体をすべて取り除くことにした。
 この日は、県所有の水草刈り取り船2隻と民間の1隻が出動。湖面に浮遊する大量のボタンウキクサをすくったり、つかみ上げるなどして、1日で15・8トンを回収した。水草は同市内で乾燥させた後、焼却処分する。
 水草に詳しい県立琵琶湖博物館(草津市)の芳賀裕樹主任学芸員は、ボタンウキクサの旺盛な繁殖力について「1カ月で30倍に増殖するという報告もある。枯れずに越冬する個体が出てくれば来年以降も大発生する可能性があり、除去後も警戒が必要」と話している。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2007年11月30日 11:45 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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