2007年09月25日

釣り具盗難相次ぐ 高級化、愛好者増影響か(和歌山)

 紀南地方の港で係留している遊漁船から釣り道具が盗まれる被害が相次いでいる。ジャパンゲームフィッシュ協会委員の宇井晋介さん(串本町)は「道具の高級化、多様化が背景にある。これからシーズン本番。貴重品の管理に注意して」と呼び掛けている。

 すさみ町周参見の周参見港で9月中旬、係留中の遊漁船3隻から5万〜10万円相当のリールが盗まれる被害があった。船内にはほかの道具もあったが、高価な有名メーカー品だけが狙われた。
 盗難は6月にもあり、このときは1隻から20万円以上のカジキ用リール、電動リール、さおなど100万円相当が盗まれた。いずれも串本署に被害届を提出しているが、犯人は捕まっていない。同港には30隻以上の遊漁船が係留しており、串本署は漁協などを通じ、注意を呼び掛けている。
 田辺市新庄町や文里、串本町串本などでも被害が出ている。串本漁協は「釣り道具の盗難は以前からあったが、近年は鍵を掛けてもこじ開けられる。週末だけ使用する遊漁船が狙われやすい。被害届を出さず泣き寝入りの人も多い」と話す。
 宇井さんによると、昨年、びわ湖など有名スポットで、ブラックバスのリリースが禁止されたのを機会に、海のルアー釣りへの転向者が増加。電動リールの普及で女性や年配の愛好者が増えている。
 これに伴って専門店やインターネットのオークションでは中古品売買が活発化。特定されにくいネットを通じ、盗品が流通するケースも多いのではという。
 すさみ町で連続して被害に遭った遊漁船業の男性(64)は「海のルアー釣りが普及して、地域への経済効果も大きいが、こういった負の面が現れてきたのは残念」と話している。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2007年09月25日 12:19 in その他のニュース

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