◇亀山・入谷池で水利組合など
亀山市辺法寺町の農業用ため池、入谷池で16日、池の権利者・入谷池水利組合(川戸利一代表)などによる外来魚の駆除作業が行われた。
池には以前、ウナギ、フナ、コイ、モロコが多数いた。しかし、最近は何者かが放流した北米産のブルーギルが増え、従来の魚が少なくなったという。
作業には、在来種を守る活動をしている市民団体「水辺づくりの会鈴鹿川のうお座」と、「亀山の自然環境を愛する会」が協力。ポンプで水を抜いていき、2〜3センチの幼魚などブルーギル1万尾以上を確認。かろうじて生息していた大型のコイ、ドジョウをすくって保護した後、ブルーギルを死滅させるため消石灰をまいた。両団体は来年にも、市内の安楽川から採取したフナやモロコを放流する。
「うお座」のメンバー、栗原勉さんによると、市内には約400のため池があり、その半数で外来魚が生息しているという。03年から毎年、一つの池を選んで外来魚の駆除作業を進めており、入谷池が5例目。【中島幸男】 〔三重版〕 9月17日朝刊