◇観光客誘致、滋賀に愛着を
県は観光客誘致や滋賀に愛着を持ってもらおうと、琵琶湖や織田信長、豊臣秀吉の歴史などを盛り込んだ“ご当地検定”の「びわ湖検定」(仮称)を来年度に創設する。今月には実行委員会を立ち上げる予定で、「環境をキーワードに琵琶湖、そして滋賀をより知ってもらって多くの人に足を運んでもらえるようにしたい」と意気込んでいる。【蒔田備憲】
ご当地検定は、受験者数が1万人を超えている「京都・観光文化検定」(京都府)や、特産品をモチーフにした「明石・タコ検定」(兵庫県)など全国で数十種類が行われている。
県内では、彦根商店街連盟が05年から取り組んでいる「彦根城下町検定」や、高月町のNPO法人「花と観音の里」が昨年から始めた「観音検定」がある。彦根商店街連盟によると、今年初めて参加者が100人を超え、「県内外から受験者が訪れるので、彦根の知名度アップにも、つながっている」としている。
今回の「びわ湖検定」の出題例について、県商業観光振興課は▽日本最大で、世界で3番目に古い琵琶湖の魚や植物などの生態系▽織田信長や山内一豊などの戦国時代の舞台となった滋賀の歴史――などを想定しているという。
県内の観光客は01年度の4399万人をピークに、近年は4300万人前後を推移しているだけに、同課は「検定を通じて、滋賀の魅力をより多くの人に知ってもらい、観光客増のきっかけにしたい」と話している。 9月5日朝刊