2007年09月06日

戸田ヶ原自然再生調査:始まる 動植物の生息状況や生態系など詳細に/埼玉

 戸田市の「戸田ヶ原自然再生事業推進調査」が荒川沿いの同市彩湖周辺(彩湖・道満グリーンパークを含む)で始まった。08年3月までに動植物の生息状況、土壌、生態系などを詳細に調査。09年度に「戸田ヶ原自然再生エリア」を設けてかつての自然環境を復元するプランだ。再生対象種には絶滅が心配されているサクラソウ(市の花)のほか、トダスゲ、トダセスジゲンゴロウ、トダシバなどを想定している。

 調査は彩湖を中心に南北約5キロ、東西約2キロの地域で実施する。かつては「戸田ヶ原」と呼ばれ、江戸時代にはサクラソウの名所として庶民の憩いの場になっていた場所だ。浮世絵「三十六花撰」にも「戸田原さくらそう」(喜斎立祥作)が描かれている=写真、東京都「北区飛鳥山博物館」蔵。
 再生対象種のトダスゲは河川敷に自生していたカヤツリグサ科の植物。絶滅したとされていたが92年に対岸の朝霞市内で発見、保護されている。トダセスジゲンゴロウは85年に道満地区で発見されたゲンゴロウの一種で、黄色と黒の背中の模様が特徴。トダシバは戸田ヶ原に自生していたイネ科の植物で花は紫色を帯びるのもある。周辺にはほとんど見られなくなっている。【森国郎】 9月5日朝刊

+Yahoo!ニュース-埼玉-毎日新聞

Posted by jun at 2007年09月06日 13:00 in 自然環境関連, 内水面行政関連

mark-aa.jpg