魚などの生き物と人との未来について語り合うシンポジウム「東アジアにおける生き物と人―これからの関係を探る」の第2部が29日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館であり、前日に続いて秋篠宮さまが出席された。
第2部のテーマは「生き物とかかわる面白さ」。秋篠宮さまが見学される中、琵琶湖流域で魚の生態を調査している「琵琶湖お魚ネットワーク」の小中学生ら20人が同館前の浜辺で、ひざまで水につかり、タモ網などを使って魚取りに挑戦。ブルーギルや、おたまじゃくしなどを捕まえた。
その後、同館で交流会が行われ、同市立笠縫東小と、同市内の「伯母川研究こどもエコクラブ 伯母Q五郎」の子どもらが、水質調べやメダカの生息調査など各グループの活動を発表。続く意見交換では、進行役が「どうしたら魚の種類が豊富な環境にできるか」と問い掛けると、子どもたちは「外来魚専用の池を作ればいい」「コンクリートだと、草も生えへんから、土を残した自然のままの川にする」など盛んに意見を出していた。
秋篠宮さまもタイで魚取りをした経験を語られ、川の神や中国・三国時代の蜀漢の軍略家、諸葛孔明の生まれ変わりの伝承があるメコン川の巨大ナマズの話などを紹介。「一つのお魚でも見る人の立場や条件によって、いろんな顔があるんです」などと話された。【近藤希実】