【名護】沖縄総合事務局は水田周辺の生態系や環境状況把握を目的に11日、名護市内で「田んぼの生きもの調査」を行った。調査には同市立真喜屋小学校(東江明彦校長)の4年生20人も参加し、田んぼ近くの農業用水路でウナギやエビを捕獲し、自然の豊かさについて勉強した。
生きもの調査は農林水産省と環境省が連携し、2001年から実施している。総合事務局も同年から調査を行っており、ことしは名護市の羽地大川と真喜屋大川流域の2カ所で調査を実施した。
羽地大川で一行は流速や水温、化学的酸素要求量(COD)などの水質を調べた。生態系調査ではあらかじめ仕掛けていた定置網に全長約80センチのオオウナギやコンジンテナガエビ、テラピアなどが捕獲された。児童は初めて見るオオウナギに「すごく大きい」と驚いていた。
その後、児童も網を手に生物採取を開始。草むらを慎重に探しながら、グッピーやアメンボなどの姿を追っていた。我如古果鈴(かりん)さん(9つ)は「初めてこんなに大きなウナギを見て驚いた。近くに多くの種類の生き物がいるなんて知らなかった」と話した。