琵琶湖に生息する外来の動植物の姿を知ってもらおうと、県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)がこのほど、博物館近くの湖岸を再現した外来種の水槽を設置した。アメリカザリガニやアカミミガメなどを展示しており「琵琶湖の環境を考え直すきっかけにしてもらえれば」と期待している。
水族展示室内にある、ソウギョやカルムチーなどの外来魚を展示していた水槽を、今月初めにリニューアルした。
一見すると通常の琵琶湖の姿だが、水槽内はほぼ外来の動植物。カルムチーやミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニのほか、南湖を中心に広がりを見せているボタンウキクサ、ホテイアオイといった植物類を展示している。
同博物館の桑原雅之学芸員(48)=魚類学=は「ブラックバスなどに隠れているが、琵琶湖ではザリガニやカメなども外来種が勢力を伸ばしている。身近な場所で昔ながらの環境が変化していることを感じてもらえれば」と話している。
水族展示室への入場は有料。