琵琶湖に浮かぶ沖島の漁師たちがかつて行っていた地引き網が、環境学習の一環として、滋賀県近江八幡市沖島町の休暇村近江八幡で20日、初めて行われた。
沖島の漁師たちは、沖島や休暇村のある宮ケ浜などで25年ほど前まで、地引き網でモロコやコイを捕っていたが、外来魚の増加で行われなくなった。
この日は、大阪府和泉市のいぶき野小の5年生約200人が2班に分かれて参加した。児童らは地元漁師4人の指導を受けながら、全長約200メートルの網を「よいしょ、よいしょ」とかけ声を掛けながら引いた。
網にかかった魚は外来魚のブラックバスやブルーギルがほとんどで、2回で合計約60キロが揚がった。このあと、漁師の久田善三さん(73)から、外来魚が急激に増え、琵琶湖の生態系が変わってきた現状を学んだ。
永山大貴君(11)は「ブラックバスが魚をくわえているのを見た。日本の魚が減っているのがよくわかった」と話していた。