2007年06月12日

野生カエルにもツボカビ=国内初確認、両生類に猛威−麻布大など

 両生類に猛威を振るう真菌(カビ)の一種「ツボカビ」の感染が、野生のカエルにも広がっていることが11日、麻布大学などの研究グループの調査で分かった。国内では昨年12月、東京都内で飼育されていた輸入カエルの感染が確認されたが、野生カエルの感染確認は初めて。

 同大獣医学部の宇根有美准教授(獣医病理学)によると、調査のため採取した野生の両生類30匹のうち、ウシガエル4匹からツボカビが検出された。4匹はいずれも外見上異常は認められず、調査時点で発症したり死亡したりしたものはなかった。
 ツボカビはカエルなど両生類の皮膚に寄生し、水を通じてわずかな胞子で感染。致死率も90%と高い。ヒトを含めた哺乳(ほにゅう)類への影響はないが、中南米・パナマでは発生からわずか2カ月でカエルが全滅したとの報告もあり、生態系への影響が懸念されている。

+Yahoo!ニュース-社会-時事通信

Posted by jun at 2007年06月12日 08:20 in 自然環境関連

mark-aa.jpg