2007年06月07日

ブラジルチドメグサ:外来水草、筑後川水系初の発見 茎片から発芽し猛繁殖/大分

 国土交通省筑後川河川事務所(福岡県久留米市)は日田市北友田、石井町の筑後川両岸や支流の二串川で繁茂している「ブラジルチドメグサ」の群落を発見し、5日、一部除去した。環境省が特定外来生物に指定している水草で、筑後川水系での発見は初めて。6日以降、徹底した除去作戦を展開する。

 同事務所河川環境課によると、二串川のかなり上流まで群落を確認。川水が注ぎ込む筑後川両岸でも五つの小群落を見つけたという。このため4日に群落をオイルフェンスで囲って流出を防ぎ、5日に一部除去した。
 ブラジルチドメグサは南アメリカ原産。特に気温が20度以上になる4〜6月にかけ、川岸や湿地などで猛繁殖する。水面を浮遊して勢力を広げ、茎片からすぐ発芽して水面を覆い尽くす。水中に光が届かないため、水生植物や昆虫などの生態系を大きく変えてしまう。
 01年には熊本県の菊池川で大発生し、流域住民約2000人が17ヘクタールの分布域で除去作戦を実施。その後も多額の費用と労力を投入したが、現在もしぶとく生き残っているという。
 繁殖原因について同課は「誰かが持ち込むか、鳥の足に付着した茎片などが繁殖したのでは」と推測。下流の久留米市にかけて調査範囲を広げるとともに「初期段階での撲滅が不可欠」として除去作戦を練っている。【楢原義則】 6月6日朝刊

+Yahoo!ニュース-大分-毎日新聞

Posted by jun at 2007年06月07日 10:13 in 自然環境関連

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