2007年06月07日

池干し:ブラックバス捕獲、ゼニタナゴ復元を−−涌谷・旧迫川右岸土地改良区/宮城

 食害魚ブラックバスを追放し、希少魚ゼニタナゴ(コイ科)を復元しようと、涌谷町の旧迫川右岸土地改良区(伊藤徳雄理事長)は5日、同町脇地区のため池で池干しを行った。バス以外は大型のコイとアメリカザリガニしか確認されず、バスに荒らされた池の生態系の単純さが浮き彫りになった。地元の町立小里小の児童約50人が招かれ、ふるさとの生き物復元の最初の作業を見守った。

 捕獲されたバスは密放流とみられ、体長10〜40センチの2〜4年魚100匹。コイはバスに襲われないサイズの40〜80センチ級が20匹。在来魚は影も形もなかった。
 同改良区は自然環境改善の実を上げようと環境保全推進協議会を設け、県、国とも絶滅危惧1類に分類するゼニタナゴの復元に乗り出した。今後、池を完全日干しし、バス稚魚やザリガニを退治するなど必要な作業を重ねた上で、10月に、淡水魚飼育ボランティアの支援でゼニタナゴを放流する。
 伊藤理事長は「次代のためにゼニタナゴに象徴される自然を取り戻し、安全安心な米作りの里と評価される地域にしたい」と話していた。【小原博人】 6月6日朝刊

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2007年06月07日 10:00 in ブラックバス問題, 内水面行政関連

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