2007年06月20日

アライグマ:捕獲、三木で急増 4・5月で155匹、わな設置「協力を」/兵庫

 ◇暖冬の影響?
 農作物を荒らしたり生態系を乱す「特定外来生物」に指定されているアライグマの捕獲数が三木市内で増えている。暖冬の影響とみられ、4、5月の捕獲数は155匹で昨年同期(76匹)の2倍に達した。捕獲区域も吉川地区から旧三木市に広がり、市は目撃情報の提供や箱わな設置の協力を呼びかけている。【南良靖雄】

 同市内では、00年ごろから確認された。繁殖力が強く、天敵がいないことから生息数が増加し、生態系への影響が心配される。イチゴやブドウ、スイカやトウモロコシなどの農作物を食い荒らす被害が相次いだ。小屋や民家の屋根裏にも侵入し、ふん尿被害も起きている。
 市は06年10月にアライグマの防除計画を策定し、県猟友会美嚢支部の協力を得ながら箱わなによる捕獲を行い、06年度には、362匹(うち吉川町が324匹)を捕まえた。今年は暖冬だったことから出没が早く、3月には43匹を捕獲。「わな」を増設した5月には月間最多の113匹を捕まえている。同支部では暖冬で出産時期が早まっているとみている。
 市は、各地区の農家などを対象に、講習会などを開き、アライグマの見分け方や箱わなの取り扱い方を指導。防除計画の終わる11年3月までに、被害をなくしたいとしている。
 県豊かな森づくり課によると、06年度に行った狩猟免許試験では、アライグマやイノシシなどの狩猟に使う「わな」の免許申請者が全体の7割近くを占めた。 〔神戸版〕 6月19日朝刊

+Yahoo!ニュース-兵庫-毎日新聞

Posted by jun at 2007年06月20日 14:49 in 自然環境関連

mark-aa.jpg