道漁業管理課は28日、空知管内南幌町の南幌親水公園の池で、ブラックバスを完全駆除したと発表した。これで道内で生息の報告があった3湖沼はすべて駆除が完了した。ブラックバスは在来魚を食べて生態系を壊すため、飼育や放流が規制される特定外来生物に指定されているが、全国で駆除には手を焼いている。同課は「まだ知られていない場所に生息している可能性がある。生息が確認されればその都度駆除していく」と話している。
同公園では03年に駆除を始め、これまでに163匹を捕獲。昨年の3回の作業に続き、28日にも1匹も捕獲できなかったため、駆除完了と判断した。渡島管内七飯町の大沼は01〜05年、後志管内余市町の余市ダムでは02年に完全駆除している。
同課は今後、釣り人らの密放流を警戒する一方、釣り上げたとの情報の収集に努め、問題があれば早急に対応するという。【去石信一】 5月29日朝刊