2007年05月08日

角島に熱帯性巻き貝 日本海側初の3種発見 萩博物館

 下関市角島の大浜海岸で、国内の日本海側では初となる熱帯性巻き貝3種類が発見された。萩博物館(萩市堀内)の堀成夫研究員が今年1月と4月に、海岸に打ち上げられている貝類の採集調査をして見つけた。

 確認されたのは、スソムラサキダカラ(長さ3.3センチ、幅2.1センチ)、ジュセイラ(同3.6センチ、同2センチ)、キビムシロ(同1.7センチ、同1センチ)の3種。いずれも熱帯太平洋やインド洋に分布し、日本では房総半島より南の太平洋側に生息している。

 県の日本海側では、1980年代末から海水温が上昇。2001年以来、これまでにも約20種類もの日本海初の熱帯性海洋生物が発見されている。同博物館は「高水温が依然として日本海の生物界に影響を与え続けている」と判断。県水産研究センター(長門市)や海響館(下関市)などと連携して出現要因を調べ、生態観測を続ける、としている。 =2007/05/08付 西日本新聞朝刊=

+Yahoo!ニュース-山口-西日本新聞

Posted by jun at 2007年05月08日 14:56 in 自然環境関連

mark-aa.jpg