2007年04月10日

湖国のホタル「減った」8割 市民団体が9年ぶりアンケート

 1980−90年代、滋賀県各地でホタルの生息状況を調べる活動「ホタルダス」に取り組んだ市民団体がこのほど、当時の参加者に最近の生息状況をたずねるアンケートをした。最後の調査から9年たつが、「ホタルが減った」「いなくなった」という回答が合わせて8割に上り、身近な川の環境悪化が浮き彫りになった。

 アンケートは市民団体「水と文化研究会」(事務局・大津市)が、生息状況の変化を探るのを目的に実施し、54人から回答を得た。「少なくなった」が31人、「いなくなった」が13人に上る一方、「多くなった」は5人にとどまり、各地でホタルが減っていることが分かった。
 減った理由を聞いたところ、「護岸工事やしゅんせつなどの河川改修」が最も多く、「水量が少なくなった」「岸辺の木が伐採され、休息場所が少なくなった」などと続いた。ホタルは周囲が明るくなると姿を見せなくなるが、「街灯が増えた」という回答も目立った。
 ホタルが多くなったという回答の理由として、「水質が良くなった」「ホタルをとる人が減った」などがあったが、いずれも少数にとどまった。
 同研究会の荒井紀子世話役は「各地で盛んに保護や増殖が行われているので、減ったという回答がこれだけ多かったのは意外だ。河川工事の際は、ホタルの生息環境に配慮してほしい」と話していた。アンケート結果は県立琵琶湖博物館(草津市)で展示している。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2007年04月10日 08:04 in 自然環境関連

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