繁殖力が極めて強い外来種の巻き貝「コモチカワツボ」が、神奈川県内の河川で繁殖していることが、同県環境科学センターの調査で確認された。
ホタルの幼虫がエサとする在来種「カワニナ」にそっくりで、ホタル繁殖用として業者が販売したり、カワニナに紛れ込んでいた可能性も指摘される。センターは「全国で生態系が乱される恐れがある」としており、調査結果は3月に松山市で開かれる日本生態学会で報告される。
センターは、2004年に県内の24河川で川底の生物を調査し、コモチカワツボを8河川で初めて確認した。アユで知られる県西部の早川や千歳川で、アユのエサになる川底のコケを食べたり、カワニナを駆逐したりしていた。鎌倉市の滑川では、50センチ四方当たり約1万8000匹が密集していた。現在も調査を継続中で、アユへの影響は確認していないが、「生態系への影響が出かねない」としている。
Posted by jun at 2007年02月07日 11:31 in 自然環境関連