2007年01月24日

小鶉川魚道:取り外し可能な隔壁、暫定設置へ 計画見直しで檜山支庁/北海道

 檜山管内厚沢部町の小鶉(こうずら)川の魚道計画見直し問題で、檜山支庁は23日、川を横切るコンクリート隔壁(高さ80センチの突起、9基)の代わりに、取り外し可能な新型の隔壁1基を暫定的に設けることを決めた。サケなど魚類の遡上(そじょう)を確かめた上で、07年度以降の工事を見極める柔軟な進め方に転換した。

 新型の隔壁は農業取水施設(頭首工)の直下に設ける。コンクリート構造物(幅90センチ)を4基、1・8メートルの間隔をあけて設置し、このすき間に木の板をはめ込む。コンクリート構造物は底に差し歯のように鉄筋を付け、基礎と合体させる。不要な場合は木の板と同じく撤去できるのが特徴だ。
 これとは別に、バイパスのように迂回(うかい)するアイスハーバー型魚道は計画通り進める。2種類の魚道は2月末までに完成の予定で、見直し前の工事費は2種合わせて約3300万円(発注済み)だったが、見直し後は3分の1の1000万円程度になるという。
 支庁農村振興課、道立水産孵化(ふか)場道南支場(八雲町)と、「流域の自然を考えるグループ」(八雲町)の稗田一俊代表らが同日、見直しについて話し合った。伊沢敏穂支場長は「当初計画では、下流への土砂の供給が少なくなり、河床低下やサケ、マスの産卵床がなくなる懸念もあった。見直しの結果、最低限の構造物で魚類が支障なく行き来できるかを確かめ、支庁と連携し良い方向になるよう協力していきたい」と話した。【安味伸一】 1月24日朝刊

+Yahoo!ニュース-北海道-毎日新聞

Posted by jun at 2007年01月24日 12:23 in 内水面行政関連

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