2006年04月15日

AKIRA'S JB REPORT第3回

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 気合い充分で臨んだ今大会だったが、予想以上にタフなコンディションが重なって自分の思う展開に持ち込めず惨敗。2日めもノーフィッシュで帰着し、予選で敗退が決定した。ウエイトゼロで大会を終えたのは昨年の秋以来で、自分でも「なぜ釣れなかったのか」とショックを受けると当時に、釣れた人はどんなパターンを持っていたのか、と気になって仕方がない。

 大会2日めは朝から異様なムードだった。決勝進出を賭けて選手は殺伐とした雰囲気を放っていた。私も同様に気持ちを高ぶらせたスタートを切った。
 しかし、今日は信じられないくらい寒く、集中力がすぐに途切れてしまう。スタートから1時間後くらいには雨が降り始めてさらに寒くなり、手がかじかんでロッドを握る手に力が入らない。こんな日はバスもストラクチャーにタイトについているのでキャスティングの精度が問われるが、1度集中力が切れたり寒さで手がかじかむと、スポットにルアーを送り込めない。何度もミスキャストを繰り返してしまった。正午ころには「あぁ、もうダメかもしれない」とよぎった。

 今日は朝から中流域から下流域エリアをランガンして攻めるパターンを取った。湖が広く、選手も散らばっていたことから他の選手とバッティングするのはほとんどなかった。ところが、何時ごろだったか忘れたが、ちょうど集中力が途切れたころに対岸から「ヨッシャー!」と聞こえてきた。江口俊介さんである。バスを釣ったらしい。「やりやがったな!」と思う反面、「ゼロでは終われない。負けたくない」といった気持ちが盛り返してきたが、無情にもこの日はバイトすらなく終了した。
 試合が始まる前は「そこそこイケるだろう」と思っていたが、なんだか返り討ちにあった気分だ。
 明日は決勝に進出できないが、イベントなどに参加する予定なので、その模様やウイナーのパターンと私のパターンを比べてみたい。

Posted by DODGE at 2006年04月15日 22:22 in AKIRA'S JB REPORT

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