2005年05月11日

DAISUKE'S JB REPORT第9回

 5月8日にJBイースタン河口湖A第1戦シマノCUPが山梨県河口湖で開催された。大会当日は晴天+風。気温は20℃くらいで、釣りをするには最高のムード。今年の河口湖のバスはスポーニングにバラツキがある。例年のように適正水温になったとき、一斉にシャローにさす感じではない。ダラダラといつまでも続いている感じだ。だたしバスのコンディションはいい。それだけにグッドウエイトが出てもよかったのだが、実は大会前日にJBIIプロアマ河口湖第1戦タックルベリーCUPが開催され、スポーニングパターンはすでにやりつくされている感じだった。それでも私は今大会で、50cmオーバー(推定2kg)を含む3206gをウエイインし、3位に入賞を果たした。いいスタートを切れたと思う。

 今大会に関しては、プラクティスがまったくできなかった。普段、私は河口湖湖畔のレンタルボート「KONAMI」で仕事をしている。今年は早くから温かくなったため釣り客が多く、特にゴールデンウィークは稼ぎ時だ。プラクティスで仕事に穴を開けるわけにもいかない。ところがボート屋で働いていると、毎日湖に接しているし、お客さんの釣果なども把握できるから、湖のコンディションはわかっていた(たとえわかっていても、簡単に勝てないのがトーナメントだが……)。問題は、上記したように「前日に開催されたJBII戦の影響がどれくらいでているのか」だった。
 
 ぶっつけ本番で出場したJBイースタン河口湖A第1戦。「シャローのスポーニングベッドは前日の試合で攻められているだろう」と判断。普通に水中を見て、見える水深のバスはプレッシャーが強くかかっているため、「見える、見えない」のギリギリの水深(この日は水質が悪かったので1.5-2m)を攻略した。バスが水中で反転してギラッとなって、やっと魚がいるのがわかるこのレンジを1日中攻めるのは、精神的にも肉体的にも辛い。
 競技開始直後に向かったハワイ前で2尾を30分以内にキャッチ。その後丸栄前に移動して、またすぐに1尾を追加した。その後はまったく反応がなく、3尾のウエイイン。それでも3位に入賞した。
 
 今大会でリミットメイクを達成したのは優勝した小泉岳司さんのみ。NBCNEWSウェブサイトによると、67.7%がノーフィッシュだったというから、かなりタフな一戦だったと思われる。前日の大会でシャローのバスにプレッシャーがかかったこと、そして風が出たためにサイトフィッシングが難しくなったことが全体の釣果に影響したと思う。
 今回の勝因は、使用したテクニック(7gのヘビーダウンショットリグ)にある。あとは、4inエコグラブのピンクとグリーンパンプキンを使い分けるのも重要だった。細かいテクニックについては、別の機会に解説するとしよう。また普段はレンタルボート・KONAMIで仕事をしているので、声をかけてもらえれば、旬の河口湖情報を伝えられると思う。

使用ルアー:ゲーリー・ヤマモト4inエコグラブ(ピンクとグリーンパンプキン)+サンヨーナイロン10Lb(ミチイト)+エコライン10Lb(リーダー)

レンタルボートKONAMI

Posted by DODGE at 2005年05月11日 18:44 in DAISUKE'S JB REPORT

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