FIELD REPORT
2004年11月08日
GOE'S JB REPORT第12回-3/ JBバスプロ選手権・最終日
昨日はなんとか5尾で1400gをウエイインできたが、最終日はまさかのゼロ申告……。賞金圏内にかするどころか、255位で終わるという始末だ。3月に今シーズンがスタートして今日まで、この全日本バスプロ選手権のために頑張ってきたつもりだった。なのに、もっとも魅力的な大会でもっとも壊滅的な結果を出してしまい、もう試合後……いや、試合中に気合いが抜けてしまっていた。
初日の夜、「なんとか集中力を取り戻して最終日も頑張ろう」と一心に務めたが、無理だった。初日に5ポイントで終了すると、最終日にトップウエイトを持ち帰っても総合優勝をねらえない。入賞圏すら入れない状況で、どうやって最終日を頑張れというのか。作戦なんてなにもなかった。最終日は「ただ釣りに出るだけ」だった。試合に参加せず帰えろうかなとも考えた（笑）。
最終日は船団の中で1尾をかけてラインブレイク。この時点でかなりやる気をなくした。2尾めがバイトしたときは、プラのときのようにシェイクしてあえてバラした。1、2尾ウエイインしたところで何も変わらないし、だったらゼロ申告でもいいかと。
もう最後は他力本願だった。JBには「飛び賞」というのがあって、50位、100位とキリのいい順位にも賞金が出る。これをねらっていた（苦笑）。ねらうといっても、ねらって獲れる賞ではないのでかなり難しい。それでも初日が終わった時点で、「飛び賞をねらうよ」と周りの選手に言っていた。すると、惜しいッ！ 250位までもらえるのだが、255位だった。残念。「あともうちょっとだったね」と声をかけられたが、「もうちょっと」と言われても、どうやってそのちょっとを埋めるんだ!? 琵琶湖から河口湖へ遠征するための経費くらいは稼ぎたかった。というか、優勝して500万円を獲りたかった。来シーズンも出場できるよう頑張りたい。
