FIELD REPORT
2004年10月11日
GOE'S JB REPORT第10回-1/ JBマスターズ第５戦・最終日
JBマスターズ第5戦、今シーズン最終戦が山梨県河口湖で開催された。初日は台風の影響で中止。そのため最終日だけのワンデー大会となったが、タフな一戦だった。最終的に私は年間順位で4位を獲得。自分自身も満足のいく成績で終えることができた。
大会を迎えるにあたって、私はまた風邪をこじらせてしまった。今シーズンは大会前に何度風邪を引いたかわからないほど、万全の体調で試合に臨めなかった。自己管理の難しさを痛感しているが、私はガイド業で普段から琵琶湖に出ている身分。他の選手に比べて、外にいる時間が多いし、風邪をひく機会も多いのかもしれない。
体調不良でも試合をこなさなければプロアングラーではない。しかし今回の風邪は重く、直前プラさえできない状態だった。まぁ、金曜日は雨も降っていたし「風邪をひいているから、プラをしたいけど、本戦に向けて休むか……」という気持ちも多少はあった。
すると、初日は台風の影響で中止。丸一日身体を休める時間ができた。
そして最終日、金曜日の夕方に行なわれたバスの放流がひとつのカギとなり、私も含め多くの選手が放流バスをねらうが、今回の放流バスはサイズが小さく、数十尾釣ってやっとキーパーサイズが1尾混じるくらいだった。結果私は2尾をウエイイン。92位という不本意な成績で終わった。優勝した選手はディープパターンを攻略したそうだ。
体調を崩し、プラもできずに挑んだ最終戦。水位も30cm増と自分自身へのプレッシャーも高かった。基本的に私は河口湖の試合を知っているはずなのだが、今シーズンは充分に実力を発揮できなかった気がする。それでも年間4位でフィニッシュできた。これには救われたという感情もあるが、そんなタフな1年間を乗り越えられたのを考えると充分満足のいく成績だと思う。
年間優勝を飾った小泉岳司さんは今大会でも3位に入っている。来シーズンは彼のような強さを見せて、私も年間優勝をねらっていきたい。
今年は残り2戦（クラシックとバスプロ選手権）。これらの試合ではビッグタイトルと獲得できるようがんばりたい。
