2004年09月05日

GOE'S JB REPORT第8回-2/ JBマスターズ第5戦・最終日

 今日は朝から大変なものを目撃した。私は過去10数年間JBの大会に出場してきたが、ここまでスゴい船団に囲まれたことはない。私は銀座状態のエリアで釣るのがあまり好きではないので、できるだけ人のいない場所で釣りたいと普段から考えている。今回ばかりは釣れる場所が限られていたので、群衆から逃れることはできず、ずっと囲まれた状態で釣っていた。それでも何とか1尾をウエイインし総合14位に入った。

 昨日の上位獲得者のほとんど水中島で釣っていたので、今日は船団になるだろうとを予測していた。第2フライトだった私は朝一番に第2水中島に向かったが、この時点ですでに船団ができていた。時間が経過するにつれてボートも増え、気がつくと、キャストどころかロッドを水面と平行に保ってアクションを加えられないほどボートの密度が増していた。たぶん最低でも100艇は同じエリアに浮いていたと思う。結局根気負けした私はこの船団から離れて、水中島の外側に移動。すぐにバイトがあってラインを巻き取るが、ネットにバスをすくう瞬間にバレてしまった。サイズにして1000gくらいだった。
 その後、朝一番に入ったスポットになんとか戻って、こんどは1200gくらいのを釣るが、30分くらいしてライブウェルをチェックするとデッドフィッシュになっていた。
 そして最後に1尾を釣り上げて、なんとかウエイインすることはできたが、1尾で1074gでは勝負にならず、2日めの成績は67位。総合で14位にまで順位を落としてフィニッシュした。

 釣果をわけたのは、やっぱり船団にあると思う。キャストはできない、アクションもできない……。ルアーはほぼ真下に落とすだけで、横を向いているとボートが近づいてきてそのボートのエレキにラインが絡みそうになる。他人のラインと私のラインが触れ合うことは何度もあり、それが原因でラインブレイクしたアングラーも多いようだ。私が最初にヒットしたときも、「他の人のラインとお祭りしたかな」と感じたくらいだ。
 船団になるのは仕方がない。小さい湖に多くの選手が参戦するのだから、釣れる場所に集まるのは当たり前だ。解決方法は、自分自身が確実にバスを釣る技術を身に付けることだと、再度考えさせられた。

 大きく順位を落としたわけでもないので、年間順位は4位に止まっている。マスターズ最終戦は河口湖で開催されるので、上位をねらってがんばりたい。

Posted by DODGE at 2004年09月05日 20:18 in GOE'S JB REPORT

mark-aa.jpg