2004年05月23日

GOE'S JB REPORT第3-4:ワールド第2戦(河口湖)最終日


 本当によく釣れた河口湖で開催されたJBワールド・エコワールド第2戦。最終日だった今日は、悔いのないよう実力を充分に発揮するつもりだったが、どうも空回りしていい結果を出せなかった。今日はワールド部門39名中28名がリミットメイク出来ていたのに、私は3尾しかウエイイン出来なかった。これではいくら2日めにトップを取っても、総合成績では下がってしまう。結果を言うと、最終日は36位で総合成績では31位だった。

 まずエリア解説からはじめたい。私は白須周辺の張り出し、島をメインにしていた。ここは台地状に張り出していて、スポーニングを意識したバス、アフタースポーンのバス、シャローのフィーディング・モードのバス、放流バスといろんなバスがつきやすい地形といえる。プラクティスでもここ周辺の反応はよく、本戦のメインとして持っていた。
 ところが初日は晴れてしまって、バスの水深が変わり、どうしてもバイトさせられなかった。それでグラブワンドへ移動したのだが、ここのバスのストック量はすごくて、ノンキーパーばかりが釣れた。「そのうちキーパーも釣れるだろう」と思っていたらタイムアップになっていた。
 2日めは、プラクティスのパターンを再現することにした。朝早くやらグッドサイズをキャッチできて、エリアを休ませるつもりで、さかなや前に移動。ここでも2尾を入れ換えできて、非常にいいリズムだったと思う。
 ところが今日は、その白須エリアに向かってもバスの反応が悪く、ノンキーパーすらあまり釣れなかった。この周辺には小泉岳司さんや星野和正さんをはじめ数名の選手がいたが、彼らは意外と早いうちにリミットをそろえられたという。
 上位入賞者と同じ(または近くの)エリアにいて、これだけの差がついたのだ。今でもなんでバイトさせられなかったのかと気が滅入る。

 では、私が今大会で使用したルアー解説をしたい。初日から最終日まで大体、次の3つを主に使っていた。メガバス社マーゲイ、ゲーリー・ヤマモト社6in ダブルテール・フラグラブと、5in カットテール・ワーム。朝の活性が高い時間帯にはマーゲイ、スローに見せるときはワームにスイッチした。
 私が2日めに釣ったビッグフィッシュはダブルテール・フラグラブを少しだけ自分流に改造したもので、8gのテキサスリグで使用。河口湖で8gといえば、かなりヘビーなウエイトになるが、このときはワームであってもスローに見せるのではなく、素早いフォーリングでアプローチした。ポイントは岩と岩の隙間にワームをフォールさせて、ピックアップの繰り返し。このウエイトを使用した場合、バイトしてくるバスはほとんどがキーパーで、しかもフォーリングでのアタリが圧倒的に多い。興味のある人は試してもらいたい。

 次戦では上位入賞できるよう頑張らないと、そろそろ年間成績に響き出す。なんとか集中していい成績が残せるよう頑張りたい。

Posted by DODGE at 2004年05月23日 22:00 in GOE'S JB REPORT

mark-aa.jpg