特定外来生物「キョン」 生息域拡大に歯止めかからず 千葉県が対策強化へ

 シカ科の特定外来生物「キョン」の生息域が千葉県南部を中心に拡大する中、県は1月14日、対策強化について話し合う委員会を開きました。

 千葉市内で開かれた県の会議には学識経験者のほか、動物福祉や狩猟に携わる委員らが参加しました。

 県は2009年度に、「キョン防除実施計画」を策定し対策を進めてきましたが、キョンの生息数増加や生息域の拡大に歯止めがかけられていないことから、14日は対策強化を盛り込んだ「第3次計画」の案を提示。

 この計画では、県南部に定着しているキョンの県北部や隣県への分布拡大を防ぐことを最重要目標とし、捕獲数の目標は1年間に1万8000頭以上としています。

 委員らは計画案におおむね賛同するとともに、「柵を設置して物理的にキョンの移動を制限するのが有効だ」などの意見を述べていました。

 県は今後、パブリックコメントを募集するなどした上で、2026年3月までに計画を策定する方針です。

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