「枯れてる。葉がスカスカ」外来種の幼虫で紅葉に被害 九州大学のキャンパスでも確認 福岡

 福岡県内でもようやく木々が色づき始めています。 しかし今、葉が枯れる被害が拡大しています。原因は細長い緑色の幼虫。何が起きているのでしょうか。

■半分ほどの葉が枯れてしまったモミジバフウの木

RKB 堺恭佑記者
「福岡市西区の九州大学です。キャンパスの木々は赤くきれいに色づいています」

 紅葉のシーズンを迎え、木々も赤く色づいていますが、この紅葉に今、ある異変が起きています。

九州大学大学院 農学研究院 屋宜禎央 助教
「これです」

記者
「ああほんとだ。枯れてる。葉がスカスカ」

 モミジバフウという街路樹として植えられることが多い広葉樹。 秋には赤く色づきますがキャンパス内のこの木は、半分ほどの葉が枯れています。

■原因は外来種の蛾

九州大学大学院 農学研究院 屋宜禎央 助教
「ここです幼虫。こいつが葉っぱを食べる」

記者
「細長い、緑色してますね」

 葉を枯らす原因は蛾です。 フウノキギンバネスガという外来種で、タイや中国、台湾に分布。 2017年に九州で初めて侵入が確認されました。

九州大学大学院 農学研究院 屋宜禎央 助教
「兵庫県でも確認。おそらく中部地方にも。四国で見たものは、木全体が糸で覆われていた」

■天敵となる蜂の研究も進める

 屋宜助教はこのやっかいな蛾の天敵となる蜂の研究も進めています。 街中にも多く植樹されたモミジバフウの木に深刻な被害をもたらすおそれがあるフウノキギンバネスガ。 紅葉への影響が心配されます。

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