2006年11月27日

シナイモツゴ米:来春から大崎の農家が栽培 希少魚保護と安全性でアピール/宮城

 大崎市鹿島台の山谷地区の農家三十数戸が、希少魚シナイモツゴの保護活動に合わせ、来春から安心安全の付加価値を付けた「シナイモツゴ米」の栽培に挑戦する。環境保全と農業再生を両立させる「ご当地ブランド米」が新たに生まれる。

 同地区は、NPO法人「シナイモツゴ郷の会」の進言で食害魚ブラックバスが密放流された地元のため池の池干しを4年間で3回行い、バスを完全駆除し、以前の「小魚天国」を復活させた。
 シナイモツゴ米は、ため池の良質水に加え、農薬を抑えた米作りで消費者の心をつかもうという趣旨。やがて担い手団体として発足する「シナイモツゴの郷山谷営農組合」(仮称)発起人の佐藤司さん(58)が25〜26日、大崎市の宮城誠真短大での「バス駆除と水田魚道」シンポジウムで、その動きを紹介する。【小原博人】 11月25日朝刊 (毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2006年11月27日 00:42 in ブラックバス問題, 自然環境関連

mark-aa.jpg