2006年11月20日

淡水魚保全シンポ:「わき水保全し守ろう」 秋篠宮さまも出席、遊佐で開催/山形

 わき水を守って淡水魚の生態系を守ることを考える「第2回淡水魚保全シンポジウム」(淡水魚保全研究会主催、環境省など後援)が18日、遊佐町中央公民館に、研究会員・一般約450人が参加して開かれ、会員の秋篠宮さまも出席された。

 林業衰退による水源涵養(かんよう)林の荒廃や開発でわき水がかれ始め、淡水魚などの生態系への影響が心配されている。同シンポは全国でわき水や淡水魚保全にかかわっている人たちが活動を発表し、今後に役立てるのが狙い。
 シンポジウムで岩手県大槌町の団体が、イトヨを守る活動を、遊佐町立西遊佐小児童が、小魚が減った学校近くの西通川に、木の枝を沈めたら小魚のゆりかごになり、居心地のいい場所になったことなどを発表した。
 質疑では秋篠宮さまが「全国的に子供たちが川で遊ばなくなってきているようですが」と質問されると、森誠一岐阜経済大教授が「子供たちが自然に触れることができる環境づくりに、大人と地域の役割が大きい」などと答えた。【粕谷昭二】 11月19日朝刊 (毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-山形-毎日新聞

Posted by jun at 2006年11月20日 13:24 in 各種イベント, 魚&水棲生物, 自然環境関連

mark-aa.jpg