新潟県中越地震で被災した長岡市山古志地域の新たな名物にしようと、市内の建設業者などが小型の食用魚ホンモロコを「やまこしモロコ」と名付け、養殖に取り組んでいる。
山古志地域はニシキゴイ産地として有名だが、震災で養鯉(ようり)池や親ゴイを失い、養鯉を断念した業者もある。関係者は「コイ養殖で培ったノウハウをホンモロコ養殖にも生かせるのでは」と普及に期待している。
ホンモロコの養殖を始めたのは、建設会社専務の吉原正之さん(58)ら7人でつくる「やまこしモロコ養殖組合」。昨年10月、吉原さんが都内で開かれたフォーラムに参加し、鳥取県内で休耕田を利用してホンモロコを養殖していると知り、地元の元養鯉業者五十嵐松男さん(70)に養殖を依頼した。 (読売新聞)
Posted by jun at 2006年11月08日 12:35 in 内水面行政関連